以前、義父さんの言葉選びに関して日記に書きました。
子どもたちにも日々言ってるつもりではいましたが、昨日学校の先生から電話が。
前の席の子とトラブルがあったそうです。
前の席の子がうるさくて注意したのだけれど(息子→友だち)その言葉がきつすぎたとのことでした。
「ボコる」と言う言葉を使ったこと、結果、周りの子も前の席の子のことを怒り、息子は手出しはしなかったものの、周りの子に手を出させたと。
これを聞いた時「エーー!!」と思いました。
自分の手を汚さずに周りに手を出させて?
そこまでしてうるさいことを注意?
私だったらうるさい子は放っておくけどなぁとか考えたり。
ボコる?裏ボス的な?!
色々考えてしまいました。
先生から電話をもらった時、息子は習い事で真相を聞けなかったので、私はモヤモヤモヤモヤ。
先生が正そうとしても言い訳ばかりで聞かず、「そういうことじゃないでしょ?」と叱ったそうです。
家での様子と照らし合わせると、裏ボスとか想像もつかなくて・・ただ、言い方がきつかったり、言い訳をしたがるところは分かったので、先生が言いたいことも分かりました。
それで、夜にじっくり話を聞いたんです。
始まりは、課題を終わらせることが、前の席の子より、息子の方が遅かったということ。
「遅い」ということを何度も言われたと。
はじめのうちはふつうに返していたけれど、ずっと後ろを向いて遅い遅いと笑っていたのがイライラ。
そのうち息子は「うるさいな!!」と強めに言ったそう。そのあと、友だちはキツめの言葉を息子に言いました。
差別的な言葉だったようです。
それにさらに息子が頭にきて「ボコるぞ!」となったわけです。
前の席の子は、息子の周りの子にも何かしら言って、いたようで、息子が周りに指示して・・とかではないようでした。
息子の話を聞くと、色々、、私の考えも変わったのですが・・
言葉の破壊力ってすごいな。と。
子どもだから、今は色んな言葉を覚える時期だから・・間違った使い方もあるのですが、「使っていい言葉なのかどうか」しっかり考えて使うのが大事だし、意味がわからない言葉は使ってはいけないし。
と話をしました。相手の子の言葉だって、大人からすれば「そんな言葉!ひどい!」と思いますが、まだ三年生。
そこまで考えて使っていないのだと思います。
私からすれば先生に「こっちの言葉だって相当ひどい言葉ですよ?」と言いたいところですが、言葉の重みの感じ方だって人それぞれ。
息子が、もし「ボコる」という言葉以外で伝えていたら、また、先生の取り方も変わっていたのでは?と思います。
言葉の破壊力が大きすぎて、「課題をこなすスピードが遅いことを馬鹿にされて悔しかった。こんなことも言われた。」という息子の気持ちを先生に伝えることができなかったそうです。
大人の私たちからすれば、「ボコる」=怖い言葉。大勢で一人の子を。という意味だし、そんな言葉を子どもが使ったらショック。
いじめの芽は早く摘まなきゃならないから!とびっくりするけれど。
そこで息子が他の言葉を選んでいたら、状況は変わってたし、先生も話を聞いてくれていたかなと思います。
一度ではわからないかもしれないけど、息子にも、言葉選びの大切さ、分かってほしいです。
先生には、息子から聞いた話を伝えたいと思います。
言葉の大切さのことを、話し合ったことも伝えます。
それにしてもボコるなんて、どこで知った言葉なんでしょう(^^;)だんだん知らないことが増えますね。
今日は長くなりました。