一穂ミチさん。
スモールワールズ
165回直木賞候補作
2022本屋大賞ノミネート作品。
表紙が好みで予約がまわって来るのを楽しみにしていました。
とても読みやすい短編集でした!!
…ゾワっとする話、モヤっとする話も入っています。
✳︎✳︎
娘の入院が近づいて、義父母さんと話し合いをしたりして…私自身がモヤモヤしてしまった時期がありました。
でもやっぱり、私がモヤモヤしているのは違う気がする。周りがどうであろうと私は前向きでいたいし、心の中でモヤモヤしていてもそれを外に出したくないと思う。
外にネガティブを出さない場合、時々、なんでそんなでいられるのか…薄情じゃないかと思われたり言われたりすることがあります。
でもそうじゃなく…お腹の底にぐっと沈めている時もある。
なんか、最近色々考え直すことが多々あります。
娘の入院とか、無くたって気がつかなきゃならなかったのですが…
スマホとか、やりすぎたって、勉強しなくたって別にいいじゃん。好きにしたらいいよと。
ただ…放っておくのじゃなくて、私自身が勉強したり、本を読んだり、趣味を楽しんでいる姿を見せておく。
それで十分なのでは…と。
子どもが、今、この時が楽しくて、居心地良いならそれでいいのかな?と。
将来を見据えるのも大事だけれど、今が楽しいことも同じくらい大事だと思います。
一時期、「ゲームやスマホは大人になったっていくらでもできるんだから!今しかできないことをしなよ!」とイライラしていた時があります。
でも、そのゲームやスマホをしている時の気持ちは今特有のものだと思うし…
やるべきことは、やらないとダメだし、何事もバランスは大事だと言うことは伝えているつもりですが…
「好きにしたらいいよ」そんな気持ちを心に持っておきたいと思います。
✳︎✳︎
今、あやとりを昔を思い出してやっています。
きっかけは姪っ子ちゃんたち。
なんとなく…「ほうき」を作ってあげたらすごく喜んでくれて…
「あっ、私幼稚園の時、あやとりめちゃくちゃ得意だった!」ということを思い出したのです。
今度また、姪っ子ちゃんたちが遊びに来た時のために色々作れるように思い出したいと思っています♪