ここ数年、運動会での組体操事故の話をテレビなどで見聞きすることがあります。
我が家は昨年引っ越して来ました。
前に住んでいた場所とは車で20分。
そんなに遠く離れた場所ではありません。
昨年秋、はじめてこちらの小学校での運動会に参加。
5.6年生が組体操をします。(前の学校でも、私の通っていた都内の小学校もそうでした)
しかし、やることの大きさにはびっくりでした。
組体操って、一致団結。と言う感じがするし見応えもある。
だけど最後に六年生全員が一つのピラミッドを作るというものは恐怖でした。
はっきり言って。
そこまでする必要があるのかな。と。
伝統。
そう言ってしまえばいいのかもしれないけど、怖い。
タワーも怖い。高すぎる。
ヒヤヒヤしながら見なきゃならないのってなんか違う。
先日、子どもたちを集めて、先生が「組体操をやりたいかやりたくないか」を聞いたそうです。
今年校長先生が新しく変わって、組体操は危険。という意見を持った校長先生だそうです。
子どもたちが「やりたい」という子が多かったということで、「一週間前にできなかったら本番でもやらない」ということにした。
と、子どもから聞きました。
おそらく、このことを知ってるお家の人って全部ではないのではないかなぁ。
話さないお子さんもいるでしょうし。
組体操が危険かどうかって、子どもたちに判断できないような気がします。
一年生の時から毎年見ていた高学年の組体操。憧れているという子も少なくないだろうし。
だけど親はその時だけの達成感だけではなく、その先も見ています。健康と命はなによりも大事。
子どもたちが事故のことやその先のことまで考えることは難しいのではないかなぁ。
危険なことをしなくても、クラスのまとまりや団結力、達成感は生まれると思います。
先生に、子どもたちに聞くのなら、保護者方にも聞いて見て欲しいと伝えてたいと思います。
実際、義妹さん、義弟さんは同じ小学校出身で、2人とも組体操で骨折をしているそうです。
あっ、夫はムカデ競争の一番前で鎖骨骨折しました。ムカデ競争の骨折率も高そうです。