伊坂幸太郎さん
オーデュボンの祈り
この本、15年くらい前に読みました。
でも難しいなと思った記憶あり。
15年も経っているのだから今なら理解できるのでは?と思って再読。
やっぱり私には内容が難しかったです。
感じ方なんて人それぞれが当たり前だけど、口コミがとても良い作品が自分には合わなかった時の残念さって大きいです。
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最近、学校でもライトノベルって置いてくれているんですね。
羨ましい!!
小学生の頃、私はコバルト文庫とか、講談社X文庫とか読んでいました。
花井愛子さんの山田ババアに花束を。とか、折原みとさんとか、日向章一郎さんとか…
いきなりミーハーシリーズ、フォーチュンクエスト等。林葉直子さんなんかも読んでいました。
古本屋を友達と巡るのが好きだった。
電車で行けばいいのに、自転車で国立まで行っていました。なぜ国立だったんだろう???(´ε`;)
ライトノベルは読みやすいし面白いし、表紙の絵も可愛いから学級文庫に置いたんですよね。
先生も何も言っていなかったけど…授業参観の時、お母さんたちが見て…それを問題視したお母さんたちがいて…禁止になりました。「この本誰が入れたの?」って先生に言われて。
保護者会で話し合いになったみたいだけど…うちの母は何も言ってなかったけれど…気まずかっただろうな…
何も言わない代わりに「こーゆーのも読んでみたら?」と「二十四の瞳」を買ってくれました。
でも30年近くも経ってしまうのに読めていない。この前実家から持って帰ってきました。いつか読まなきゃ。
図書館戦争を読んだ時、このことを思い出したんですよね。
大人が読ませたい本と、子どもが読みたい本は違う。
当時の担任の先生は、怒るとかはしなかったけれど、恋愛小説が読みたかったから伊豆の踊り子とかはどう?とお勧めしてくれました。分かってるんだけど、当時の私にはやっぱりライトノベルが楽しかった。
雨の日は漫画を持ってきて良い。みたいなルールが確か当時の小学校にはあったのですが…じゃあ、雨の日はライトノベル持ってきていいですか?って言えば良かったのかなぁ。
まぁ、確かに、ちょっと表現が過激なものもあったけれど…
例えば、学級文庫にノルウェイの森を置いたらやっぱり問題になってたのかな…
それに比べると、だいぶ小学校も中学校もいろんな本を置いてくれているな…と。
時代が変わったんですね。
あー、でも息子が一年生の時に、学校から京極夏彦さんの「いるのいないの」を何の気無しに借りてきて読み聞かせをした時、私が震え上がりました。怖すぎて(´ε`;)トラウマ級の怖さ!
絵本なのにこんな怖いのあり?!
娘のクラスで当時流行っていた絶叫学級も怖すぎる。(私には)
私は今でこそ、本屋さん、図書館大好きだし、学校の図書館を見るのも好き。
でも、私が通っていた中学の図書室も高校の図書室も、ほとんど行ったことがないんです。
もったいないことしたなぁ。
小学校の時、読書傾向を周りから否定されたことで、ちょっと学校の図書と距離を置いてしまったんですね…多分。
色んな本を入れてくださる学校図書館司書の先生に感謝!!